2008年3月31日月曜日

3月31日(月)19年度最終日

1.中学校2年編入希望者
・ 市内北東部にある某私立中学校から浪速中学2年に「転入」したいとの強い希望で先週から話しが進んでいたが本日「転入試験」を行い、成績他を確認した。
・ 「見事な成績」で間違いないと判定、本日午後、管理職会議で「合格判定」、中学生が又1人増えたことになる。どうしても「浪速で学びたい」という親御さんと生徒の言葉には「ほろり」とさせられる。「お引き受けしました。お任せください。」
2.退職者辞令交付
・ 本日付けでご退職になる先生方の「辞令」を朝9時、手交
・ 「早期退職優遇制度」を創設したこともあり、「想像を超えた多さ」であったが、皆さん「良いお顔」をされていた。本当に長い間「ご苦労さまでした。」「有り難うございました。」
3.1年、2年学年主任 入る
 ・最終的進級者のリストを持参  「全員進級」となる
 ・本校は本当に「面倒見の良い学校」だ。今まで課題を抱える生徒に指導してくれた先生方に頭が下がる。
4.校務運営委員会
 ・ 本年度最後の委員会、「慰労と感謝」の言葉を述べる。色々と「1年前の状態を振り返って話し」をしたが「感無量」である。「良くぞ、ここまで来れた。」これも校務運営委員会の「メンバーの理解と協力」のもたらしたものだ。間違いない。
・ 今年でメンバーから外れる人が4名、新たに4名の先生が4月2日の運営委員会から以降加わることになる。「更にこの会議をレベルアップ」をしていきたい。
5.最後の職員会議
 ・ 年度最後の職員会議、「慰労と感謝」の言葉を述べる。特に「27日の理事会評議員会の決議事項や決定事項を報告」した。もう退職の常勤講師の先生は誰もおらず、専任教諭でも出て来ない先生がいたりしている。企業では考えられない光景だ。普通は最後まで全うするというのが「大人の対応」だ。
・ 職員会議の後、理事長から退職者への若干の経歴と成果など紹介し、「言葉を尽くして感謝の言葉」をお1人ずつ述べさせて貰った。その後、先生方から「お別れのご挨拶」を頂く。ところだが・・・。
・ こういう時の返礼の挨拶は「一つの形」があるが、学校の先生はそれらをご存じない。皆さん、大変良い方ばかりであるが、こういう時の「身の対処の仕方」、結局社会の常識というか訓練が些か不足しているのかなと思う。まず、“ただ今は校長から過分のお言葉を頂きまして云々”が皮切りの言葉だ。次にこの学校のおかげで我が人生が成り立った云々”が続く。次に“最大の思い出は云々”と思い出を一つ加え、次に“今後の自分の行き方などを少し紹介し”、最後に“同僚教員へお世話になったお礼と学校のますますの発展を祈る“が一つのテンプレートだ。
 ・ すべての人は理事長・校長の紹介の言葉へのお礼がない。「返礼」というのが常識だ。「卒業式の生徒の答辞」の方が余程常識に叶っている。浪速のお蔭で生計を立て、結婚し、子をなし育て、家を建て、還暦を迎えた。「これは浪速のお蔭だと言っても損にはならない」。ほとんどの人は自分のことばかりしゃべるだけだ。60才を超えた男ならもう少し言い方もあろうになーと思った。
 ・ その後「花束の贈呈」とした。少し豪華なものにした。拍手で全員を部屋から送り出す。男性教員に女性職員が花束を渡すのは如何かと思ったが、そうするのだったら1人いた女性教員には男性教員が渡すべきなのに今日は関係のない女性職員だった。退職するこの女性職員には女性二人しかいない職場なのだから「そのお方」から渡すべきだろう。要は誰も真剣に「考えていないのだ」。社会科なども多くの社会の先生が退職されるのだから残った社会の先生からが適切かもしれない。
・ 事務も管理職も何にも考えないのだ。ただ花束は女性が渡すと、それだけの頭だ。要は「花束は女性から渡すという既成概念」から離れられないのだなー。
6.お別れ昼食会
・ その後、特別会議室で「お別れ昼食会」。近隣の仕出し屋で「最も高価なお弁当」(5000円相当)を用意し、食べて、終わる。是にて三々五々、学校を離れられる。気になったから「花束はご自宅に持って帰ってね」とわざわざ念を押した。
・ 陪席は高校副校長。司会をしないから「昼食のお礼の言葉もない。」「当たり前だと思っているのかな」。「割り増し退職金」に更に加えて「功労金まで上乗せ」したのに、それらのお礼もこの間正式に無かったな。 副校長いわくこのような退職離任式は始めてでしたと。これが「感想」なのだから、要は「形がなかった学校」だったのだと思う。
7.第2グラウンド「テニスコート3面化並びに人口芝生化」工事完成
 ・ 神道科の先生が生徒の安全を祈ってお払いをしてくれた。
・ その後校長による「始球式」 テニスは何年ぶりだろう。「とても下手」で生徒の前で恥ずかしかったが仕方がない。格好だけだ。
・ 「生徒からの感謝の言葉」 それにしても生徒の喜ぶ顔といったら、やって良かった。
・ 使用開始許可 最も使用頻度の高い場所になるだろう。「授業」のテニス、フットボールフットサルサッカー、それに「部活動」のテニスだ。硬式テニス、ソフトテニス、中学校テニス、応用範囲が広い「第2グラウンド」の完成である。
8.旧「食堂」新名称「カフェテラス」工事進捗
 ・ 壁紙を貼ったから「観に来てくれ」と担当。凄い「岡本太郎ばりの派手なもの」としたのだが結構いけている。「大満足」。工事業者の責任者は「フーン」と言った顔をしていたな。彼の提案を蹴ったから機嫌が良くない。「センスの問題」だ。
・ 「42インチのシャープアクオスを購入」して壁に取り付けるよう指示した。これは多目的に使用できる。「PTA役員会」も喜んでくれるだろう。「部活動の保護者会」も使用を許可する。
・ 壁周りには自動販売機をズラッと並べ、ケイタリングでお弁当を運び、電子レンジや湯沸しなどを完備、隅には理事長寄贈の応接セットだ。見違える「カフェテラス」となろう。「浪速新名物」が出来る。
.女性職員更衣室洗面所の増強
 ・ 初めて侵入して工事進捗をチェック。良い物が完成しそうだ。今日中に完成しなければならない。明日から常勤講師の先生が多数登校される。ロッカー前のスノコが足りないので校務員さんがホームセンター「コウナン」に買いに出かける。
・ 私からはロッカー配置を変更させ、「一隅」を大きく開けて「長椅子」のリフレッシュコーナー的「憩いのスペース」を設けるように指示した。喜んで貰えるだろう。事務室のOさんに「灰皿は要る?」って聞いたが「不用」とのことで、その代わりに雨の日の「傘入れ」を手配するようにした。
・ 夕刻に担当の教員が明日には女性職員をロッカールームには案内しないというので驚きおののいた。「明日張り切って着任される方々のロッカールームやトイレの鍵を渡さないとは何事か!」私の望む「人を迎える対応」ではないと厳しく指導した。皆自分の都合だけだ。相手の事を考えていないのだ。
10.コーヒーサービス
 ・ 「学校正門真向かいの喫茶店の副店長」から「1年間、お世話になりました。」と私にお礼のコーヒーが一杯届く。本校の教職員に出前でコーヒーやランチを届けてくれるお店だ。素直に有り難うと頂いた。味は大変良かった。
・ いわゆる「お隣さん」であるが、学校をよく観察されており、「激変」という言葉を使われて「この1年の浪速の変貌振り」に感心されていた。「観られているのだなー」と思った。
11.宝来賞授与
 ・ 夕刻17時過ぎ、本年度1、2年生の学年最優秀生徒各1名へ「宝来賞」を校長室で授与する。初代理事長を顕彰するもので「金一封」、金額よりも大変名誉なことである。
 ・ 保護者同伴だから夕刻遅くなったが、大変喜んでおられた。「自慢の息子」となる。
以上のように「なんやかやで1年が終わりました」。「アーあっ」という感じだ。しかし総じて「本校の教職員は良い仕事をしてくれた」。これだけは言える。間違いない。先生方「有難う、良く頑張ってくれました。」「来年度も宜しくお願いします。」