2008年3月24日月曜日

3月24日(月)併願合格者点呼日

1.神道科教育課程再編会議
・ 第1回目の会合、大阪府下神社界、屈指の「教学」にお強い方で現職の宮司4名の先生方と本校理事長職務代理に学校の方に来て頂き、「フリーディスカッション」を行った。
・ 「会合は大変良かった。」今後1年間かけて「素晴らしい課程」を再編できるそうだ。本校の神道科の先生方の顧問格として「良いアドバイスが頂けるだろう。」今後のスケジュールはこちらから個別に各宮司を訪ね、「詳細なご意見をお聞きし」、神道科として「概案というか素案」を作り第二回目の打ち合わせで良いと思う。
・ その後は2ヶ月に一回くらいのピッチで肉付けをし、1年かけて「シラバス」が完成すれば良いと考えている。本校教諭の「熱意と腕の見せ所」だ。M教諭ならやってくれるだろう。
・ 「外部の意見を聞く」「外に耳を傾ける」、このことが重要だと何回も事に触れて強調してきた。「唯我独尊、しんどいことは嫌だ」では困るのだ。丁度良い時期である。自分たちのやっていることを「棚卸し」することは「有効な現状脱却の方法の一つ」だ。まず神道教育から始めたい。
・ 肩に力を入れる必要はない。良いものは残せば良いし、新しいことを入れることに臆病であってはならない。やってみたら「自ずと取捨選択、自然淘汰」される。良いものは残り、駄目なものは廃れる。それが「エネルギー保存の法則」だ。果敢に挑戦して「誇りうる浪速の神道教育」を「再出発」させたい。
2.併願戻り
・ 朝から正直落ち着かない日であった。会議をしていても「併願戻り」が常に心に引っかかっていた。今日は「公立高校後期の合格者発表日」だった。ここ数日というか、1ヶ月くらいの「気になる数値」が遂に今日判明した。
・ 「凄いことになった。」予想を超えて戻りがあり、専願併願合わせて600人をはるかに超えた。予想は580プラスマイナス20、600プラスマイナス20と立てててはいたが強気の方に寄った数値となった。
・ ここ最近の新記録だ。団塊世代が高校時代であった時の学年クラス数になる。大部隊の新1年生団だ。何とか15クラスで調整して欲しいが、その場合一クラス40名を超えるが、必ずしも「少人数クラスが良いとは限らない」。素晴らしい教師の下で多くの生徒に混じって切磋琢磨することの方が良いケースもある。特に進学重点の場合はそう思う。
・ それにしても「責任を感じる。」今年は「東大」にも入れ、「国公立は昨年度の2倍の伸び」だ。今、浪速は大きく変わろうとする「息吹を感じる」。公立に失敗し、本校に入ってくる併願の生徒には「本校に来て良かったと思わせてやる!心配するな。」
・ 新一年生、3年間の戦いは4月8日、入学式から始まる。「徹底して教え込む積りだ」。3年後を楽しみに、「やれることは、なんでもやる」今日改めて「覚悟」をした。今日で本当に「浪速改革1年間の足跡」が数値で明確になった。やってきたことの「正当性が証明」されたのだ。
・ 経営的にもこの600名超えの生徒は有りがたい。しかし今年は「敵失」もあった訳だから、正念場は20年度だ。「謙虚に、謙虚に」が大切だ。入試広報室にはこの旨、口が酸っぱくなるように言っている。やってくれるだろう。
・ 新しく作る「学校案内」は思い切って、今年の成果を材料にして載せるように指示した。「嘘を書くのではない。本当のことだから自信を持って書くように」言っている。「私の今年は今日で終わった」。もう20年度に向けてエンジンをふかし始めているのだ。
・ 副校長と二人、最終的担任当て嵌めと各教科単位での「持ち時間の調整」を行った。基本的に副校長の設定どおりとなりそうだ。明日発表して教職員に開示、し具体的な教科内での調整が始まる。明日は常勤講師も学校に来てくれることになっており、「忙しい一日」となりそうである。
3.高校3年生転入希望者
 ・ 続く時は色々なことが続く。なんと「府内有力な進学高校」から「木村校長の浪速に預けたい」と1名の生徒が転入希望だ。3年生ですよ。その高校のことは書くまい。言えない理由が人それぞれにあるのだ。3年生になって本校に転校するにはそれなりの理由があるのだろうがそれを聞いてどうする。ルール違反とかではなくて先方の高校もちゃんと理解したうえでの転入だ。
・ 浪速も正規の手順で「編入試験」を行ったが、「ぶっつけ本番のテストで結構点を取っている。」校務運営委員会で入試判定を行ったが全教員、転入に賛成と来た。「可能性を秘めていることを評価」したのだろう。不得意の科目はあるが高校3年生なら分からない話ではない。
・ 浪速には1年しか在籍しないが本日午後、保護者と生徒を呼んで、まず「早稲田、慶応、上智、国際キリスト教大学、それに同志社」を目指せと発破をかけた。目がらんらんと輝き、「はい」と大きな声で返事が返ってきた。