理事会・評議員会
・ 今日は平成20年度予算理事会だった。評議員会も引き続いてあり、理事および評議員の先生方が学校に来られる。大体学校で開かれるスタイルが定着してきた。学校でやるのが良い。まず全員で学院神社をお参りし、その後、「工事中の現場をご案内」することができる。何時ものパターンである。
・ 完成なった「第2グラウンド」は人工芝が映えて綺麗で皆さん、感嘆されていた。工事中の食堂の改造現場に回り、女性教職員用の更衣室増強工事中の前を通って特別会議室に戻るルートを辿った。
・ 会議は「理事長の全般経営状況の説明」から入り、19年度2次補正予算、20年度予算案並びに事業計画案、それに重要な項目は新たな「評議員の選任」に入る。事前に神社庁から推薦がなされており、機関決定の手続きだけだ。新管理職の選任も確認された。
・ その他、来年度の授業料の見直しや神道科教育課程の見直しなど議論され決定された。正直、「良いことばかりの報告」で何か気持ちが落ち着かないのだが、仕方がない。「謙虚に」「勝って兜の緒を締めよ」としか私は言うことが出来なかった。
・ 名誉理事長、理事長職務代理からは最後に経営全般、校務運営について「お褒めの言葉」があり、ま評議員に対し慰労と感謝の言葉が述べられた。
新1年生の学年主任
・ まだ入学式もしていないが、新入生の「来年度海外修学旅行」について学年主任が相談に来る。生徒数が620名にもなり、仮押さえしている機材では間に合わないとほとほと困った顔をしている。分からない話ではない。オイル高で各飛行機会社は飛行機を小さくし便数も減らし、効率的な運行を目指している。
・ ぎりぎりの運行計画で、要は「空気を運ばないように」しているから、1グループのまとまりとしては付き添い教員も入れて180名が限界というのだ。現在のところ、オーストライアで3コース、国内北海道1コースとしているがこれでは類科はばらばら、クラスもばらばらになり問題だと言うのである。
・ 特に今回Ⅲ類は7クラスで274名もいるから抽選で決めると言うのは無理があり、ハワイならJAL,ノースウェスト等で同一日に出発できるという。顔には「ハワイに変えたい」と書いているのだ。しかし「ハワイは駄目」だ。修学旅行にはならない。あそこはリゾート地だし、幾分「危険」であると私は感じている。
・ 結局これ以上結論のないのも先に進めないので思い切って発想を変え、「北米2コース(カナダとフリスコ)、オーストラリア2コース、国内1コースの5コース」で検討するよう指示した。学年主任「大変喜んでいたな。」しかしこちらは費用や安全面で大変だが仕方がない。これで先に進むだろう。
門真市立第三中学校事件
・ またぞろ、この話しである。もう嫌になる。今月13日の卒業式で約170名の生徒の内、国歌斉唱時に起立した生徒はたった一人で、「教員の不適切な指導」があったと今朝の産経は報じている。
・ 式に出席の3年生の担任、副担任系11名のうち、9人も起立せず斉唱もしなかったという。学校管理職は「事前に教員が生徒に不起立を促した可能性が」あると見て調査中であり、事態を重く見た府教委も調査に乗り出したらしい。
・ 以前のブログで「今年もどこかであるよ」と書いていたが、お膝元の府内でやはりあった。学校の調査に対し、「生徒には国歌の意義について説明し“歌うかどうかは自分で判断しなさい”と指導した。」と言っているらしい。ふざけた言い草だ。
・ まったく言語道断で生徒の内心に立ち入り侵した行為だし、学習指導要領を無視した確信犯であり、弁解の余地はない。厳しい処分となろう。本校ではなかったが、今後ともしっかりと観察していく。