オープンに公明正大に
・ 橋下知事が頑張っている。やはりこの男、「中々やる!」という感じだ。当初は府政に関してまだ知識も深くなく、「思いつき」で喋っていただけだったが、徐々に「知るところ」が増えて行き、最近は「面白い発想」が見えてきた。
・ 昨日など、市町村への「補助金」に代わって「交付金」とする考えも示した。しかしまずいところもある。先般の市町村長との会談で「言いたい放題の連中」に「市町村も10%人件費を削れば済む」と極めて良い発言をしたのに、4時間後には「撤回」するとは頂けない。
・ 大体あの先生方の中には元府庁の幹部職員だったり、府議会議員だったりして、今日の府の財政危機には大きな責任を有している連中が多い。枚方市長の竹内某などもその一人だ。財政課長までやり、最後は教育長だ。橋下知事に「文句を言えた義理か」と言いたい。なんと府庁の後輩に説教している場面があったが、お笑い草だ。
・ 夕方のテレビでは知事と組合幹部とのディスカッションを報じていたが組合長は私と同じ事を言っていたな。「歴代の知事、府幹部、府議会議員の責任を警官と教員に押し付けるのは許さない、絶対反対」というのだ。責任論には賛成だ。
・ そもそも赤字大阪は黒田了一の「革新府政」から始まった。財源の60%を借金で賄って「大盤振る舞い」、岸府政、中川府政は「オール与党」で「それいけどんどん」、無党派の横山ノックも結局は「呑み込まれ」、そして何もしなかった「太田さんの失われた8年」となる。歴代の府知事、府の幹部、府議会議員諸侯の責任ではないのか。
・ 最近の橋下流で良かったのは「改革チームと担当部局との会議を公開」にしたことだ。これは大変効果があった。双方の視点が煮詰まって出てくるから府民には大変良く分かった筈だ。何を言っているか分からない部局もあり知事から一喝されたらしいが、当然だ。「府民の税金の使い道であり、府民が決定のプロセスを知る権利はある。」
・ しかし部局の中には「舌鋒鋭く」改革チームを攻め立て、知事側が「たじたじ」になったケースがある。「私学助成」に関して府庁私学課は「大変よくやった」。私学課は中枢部署で人材も揃っているのだろう。さすがに改革チームも「少し乱暴だった」などと発言する場面があったと新聞は報じている。当たり前だ。全国最低レベルの私学助成金や、保育士の給料の安さなど「他府県に恥ずかしい」状態でこれ以上削減できるのか、と言ったところである。
・ しかしマスコミももう少し何とかならないのか。「メディアももはや改革の抵抗勢力」と見間違うばかりの感じである。お笑いのワッハ上方やオーケストラへの補助金がカットされたら「文化が失われる」などとすぐセンセーショナルに騒いだりするが、そんなことで「上方文化は失われるほどチャチなものではない」。井原西鶴が笑うだろう。
・ 府民の80%以上が橋下改革を支持しているし、府民も「痛みは覚悟」しているのではないか。今改革をしなければ大阪の再生は出来ないだろう。「府民全員が痛みを平等に分かちあえば」何とかなる筈だ。勿論最低限のセーフティネットは必要だがその議論の前に「府民全員が覚悟を決める」ということではないか。
・ 「改革は暗い部屋で一部の人間がこそこそやるものではない」。私はこの1年、所帯は小さいが「オープン」に「数値を使って」、「公明正大」に改革を推し進め、全てを世に明らかにしてきた。校長メッセージやブログもその一つである。
・ 時に「先生、あそこまで書いていいんですか?」などと聞かれるが、「浪速には半分公金が入っている」。又授業料が高いにもかかわらず公立を蹴って私立に来てくれた「保護者への説明責任」がある。又今後浪速に子どもを進学させたいと考えてくれている「一般の府民の方々」もいる。
・ 教職員、保護者、一般の府民の方々に「情報を開示するにはIT技術を活用」するしか方法がない。極めて便利な方法だ。総理大臣も橋下知事も東国原知事も芸能人も「ブログはやり」だ。別に真似をしているのではないが、結構「反響は大きい」。予想以上に多くの方々に読んで頂いている。ところがあれは校長日記ブログではなくて「論文だ」という人が多い。「少し文章が長い」というのだろう。
・ 私立学校は「改正私立学校法」が示すように全ての財務数値を社会に公開することが求められているし、私もそのために順序立てて徹底して説明してきた。橋下知事もそれを今やろうとしている。大変結構である。
・ ただ一つ知事に奮起を願いたいのは「歳入増大策」だ。削るばかりでは人間は持たない。「夢が必要」だ。「こうやったら、数年後にはこうなります。」と説明することだ。収入を増やすことはたやすいことではないが、それも必要だ。ところがこの点に関しては一向に出て来ない。
・ もし歳入増が図れないなら「府の規模を小さくする“小さな行政大阪府”」となるだろう。どうも橋下知事は「この路線」に舵を切っているみたいである。浪速高校は「小さな浪速高校」になるわけには行かない。それではつぶれてしまう。「収入拡大策が絶対的に必要」であり、従って昨年は人も金も増強して「生徒募集」に頑張った。そのお陰で「今日のほんの少しだけ、本当に少しだけ余裕のある浪速」があるのである。
・ 橋下知事が頑張っている。やはりこの男、「中々やる!」という感じだ。当初は府政に関してまだ知識も深くなく、「思いつき」で喋っていただけだったが、徐々に「知るところ」が増えて行き、最近は「面白い発想」が見えてきた。
・ 昨日など、市町村への「補助金」に代わって「交付金」とする考えも示した。しかしまずいところもある。先般の市町村長との会談で「言いたい放題の連中」に「市町村も10%人件費を削れば済む」と極めて良い発言をしたのに、4時間後には「撤回」するとは頂けない。
・ 大体あの先生方の中には元府庁の幹部職員だったり、府議会議員だったりして、今日の府の財政危機には大きな責任を有している連中が多い。枚方市長の竹内某などもその一人だ。財政課長までやり、最後は教育長だ。橋下知事に「文句を言えた義理か」と言いたい。なんと府庁の後輩に説教している場面があったが、お笑い草だ。
・ 夕方のテレビでは知事と組合幹部とのディスカッションを報じていたが組合長は私と同じ事を言っていたな。「歴代の知事、府幹部、府議会議員の責任を警官と教員に押し付けるのは許さない、絶対反対」というのだ。責任論には賛成だ。
・ そもそも赤字大阪は黒田了一の「革新府政」から始まった。財源の60%を借金で賄って「大盤振る舞い」、岸府政、中川府政は「オール与党」で「それいけどんどん」、無党派の横山ノックも結局は「呑み込まれ」、そして何もしなかった「太田さんの失われた8年」となる。歴代の府知事、府の幹部、府議会議員諸侯の責任ではないのか。
・ 最近の橋下流で良かったのは「改革チームと担当部局との会議を公開」にしたことだ。これは大変効果があった。双方の視点が煮詰まって出てくるから府民には大変良く分かった筈だ。何を言っているか分からない部局もあり知事から一喝されたらしいが、当然だ。「府民の税金の使い道であり、府民が決定のプロセスを知る権利はある。」
・ しかし部局の中には「舌鋒鋭く」改革チームを攻め立て、知事側が「たじたじ」になったケースがある。「私学助成」に関して府庁私学課は「大変よくやった」。私学課は中枢部署で人材も揃っているのだろう。さすがに改革チームも「少し乱暴だった」などと発言する場面があったと新聞は報じている。当たり前だ。全国最低レベルの私学助成金や、保育士の給料の安さなど「他府県に恥ずかしい」状態でこれ以上削減できるのか、と言ったところである。
・ しかしマスコミももう少し何とかならないのか。「メディアももはや改革の抵抗勢力」と見間違うばかりの感じである。お笑いのワッハ上方やオーケストラへの補助金がカットされたら「文化が失われる」などとすぐセンセーショナルに騒いだりするが、そんなことで「上方文化は失われるほどチャチなものではない」。井原西鶴が笑うだろう。
・ 府民の80%以上が橋下改革を支持しているし、府民も「痛みは覚悟」しているのではないか。今改革をしなければ大阪の再生は出来ないだろう。「府民全員が痛みを平等に分かちあえば」何とかなる筈だ。勿論最低限のセーフティネットは必要だがその議論の前に「府民全員が覚悟を決める」ということではないか。
・ 「改革は暗い部屋で一部の人間がこそこそやるものではない」。私はこの1年、所帯は小さいが「オープン」に「数値を使って」、「公明正大」に改革を推し進め、全てを世に明らかにしてきた。校長メッセージやブログもその一つである。
・ 時に「先生、あそこまで書いていいんですか?」などと聞かれるが、「浪速には半分公金が入っている」。又授業料が高いにもかかわらず公立を蹴って私立に来てくれた「保護者への説明責任」がある。又今後浪速に子どもを進学させたいと考えてくれている「一般の府民の方々」もいる。
・ 教職員、保護者、一般の府民の方々に「情報を開示するにはIT技術を活用」するしか方法がない。極めて便利な方法だ。総理大臣も橋下知事も東国原知事も芸能人も「ブログはやり」だ。別に真似をしているのではないが、結構「反響は大きい」。予想以上に多くの方々に読んで頂いている。ところがあれは校長日記ブログではなくて「論文だ」という人が多い。「少し文章が長い」というのだろう。
・ 私立学校は「改正私立学校法」が示すように全ての財務数値を社会に公開することが求められているし、私もそのために順序立てて徹底して説明してきた。橋下知事もそれを今やろうとしている。大変結構である。
・ ただ一つ知事に奮起を願いたいのは「歳入増大策」だ。削るばかりでは人間は持たない。「夢が必要」だ。「こうやったら、数年後にはこうなります。」と説明することだ。収入を増やすことはたやすいことではないが、それも必要だ。ところがこの点に関しては一向に出て来ない。
・ もし歳入増が図れないなら「府の規模を小さくする“小さな行政大阪府”」となるだろう。どうも橋下知事は「この路線」に舵を切っているみたいである。浪速高校は「小さな浪速高校」になるわけには行かない。それではつぶれてしまう。「収入拡大策が絶対的に必要」であり、従って昨年は人も金も増強して「生徒募集」に頑張った。そのお陰で「今日のほんの少しだけ、本当に少しだけ余裕のある浪速」があるのである。
・ 収入拡大がなされなかったら「こんなブログなど吹っ飛んでいた」だろう。制服会社、アルバム制作会社、教科書販売会社、運動着販売会社、修学旅行会社、等々関係する多くの皆さんに大変喜んでいただいたのはすべて「生徒増」のお蔭である。会議やブログや公式メッセージのお蔭ではない。「学校の収入拡大は多くの人々にも恩恵をもたらした」のである。我々は大変良いことをしたのである。